ニッポン・スヰングタイム

著作やCD制作、イベントの活動を告知します。戦前・戦中ジャズをメインとして、日本の洋楽史について綴ります。

二村定一フェアと旧安田邸イベントのお知らせ

ようやく遅い春がめぐってまいりました。今年の桜はなかなか満開にならなかった割にさっと散っていった印象です。 私事ですが4月12日に40歳を迎えました。30代になんとか3冊の単著を上梓できたのも、著作のテーマに沿ったCDをレーベルから出して頂けたのも、周囲の方々のご理解とご支援の賜物であります。まだ勉強せねばならないこと、課題は多いですが、40代もさらに自分の世界を深めて著作で示してゆきたいと考えています。どうか暖かくお見守りください。 さて、来たる4月20日(金)から東京都文京区千駄木「古書ほうろう」さんで、拙著やCD、二村定一の関連商品を強力にフィーチャーする「二村定一フェア」が開催されます! 二村定一のフェアとしては日本でも初の試みでしょう、東京都下の皆さまはふるってお訪ねください。 その二村定一フェアの関連イベントとして、ゴールデン・ウィークの最終日にあたる5月6日(日)、千駄木・旧安田邸で、「旧安田邸の蓄音機で聴く、広瀬正の世界とその時代」を開催します。 この旧安田邸で私は2010年、「ニッポン・スウィング・タイム」(講談社)上梓の折りに「ニッポン・スウィング・タイム 蓄音機で聴く戦前日本のジャズソング不忍ブックストリートさんの主催、南陀楼綾繁さんの名司会で開いていただいています。 ふたたびこのお屋敷で蓄音機を鳴らせることを楽しみにしています。 このイベントでは広瀬正の作品「マイナス・ゼロ」や「エロス」などを軸に、作品に登場する音楽、時代にちなんだ音楽で紡いでみたいと考えています。 こちらもぜひ、お誘い合わせのうえお越しください。