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ニッポン・スヰングタイム

著作やCD制作、イベントの活動を告知します。戦前・戦中ジャズをメインとして、日本の洋楽史について綴ります。

新著刊行とイベントのお知らせ

新著刊行

先月下旬、4冊目の著作となる『ニッポン エロ・グロ・ナンセンス 昭和モダン歌謡の光と影』を講談社選書メチエより上梓しました。 



また、関連企画としまして、ビクターエンタテインメントより『ニッポン・エロ・グロ・ナンセンス モガ・モボ・ソングの世界』も好評発売中です。


正直なところ、エロ歌謡というとてつもなく遊蕩的な香りのただよう、趣味性の高いテーマが選書メチエに決まったのは筆者にとって驚きでした。
内容的にはもちろん真面目に書いたので、これまで単行本で出していた自分にとって初の選書がメチエで、喜びを感じています。
テーマがテーマなので図書館に入ることはあまりないだろうなぁと思っていましたが、蓋を開けたら大学・教育機関や公立図書館にけっこう架蔵していただいている様子。内容が認められたのであれば、これまた嬉しい話です。
執筆は自動車事故で入院しているベッドの上で、アイホンをちまちまといじりながら始めました。この書籍の企画じたい、先行するCD『ねえ昂奮しちゃいやよ 昭和エロ歌謡全集 1927〜32』(ぐらもくらぶ)の敷衍であり、昭和初期という自分の好きな時代なので楽しく書き進められました。苦心はもっぱら「エロ・グロ・ナンセンス」という時代の惹句をいかに可視化するか? に傾けられました。
エロ歌謡という立脚点からエロ・グロ・ナンセンスを解釈したので、「エロ」はともかく、「グロ」「ナンセンス」という要素に関しては主に対する従という扱いになりました。その関係性に関しても、うまく解決できているか分かりませんが、出来得るかぎりで苦心しました。
書籍化に当たって困難な問題もありましたが、こと「エロ・グロ・ナンセンスの歌謡をまとめあげる」という初志は十二分に果たせました。 斎藤佳三の装画(楽譜)による素敵な表紙は、exciteブログ『モダン周遊』のsuzu02tadao氏よりお借りしました。ここに厚くお礼を述べます。ひと目で内容を語り尽くす、雄弁な表紙となりました。


トークイベント

11月20日(日)、新著刊行記念として西荻ブックマークでトークイベントを行ないます。

もっぱら書籍に関連したお話とレコードを聴いていただこうという主旨です。
『第95回 西荻ブックマーク 毛利眞人新刊・刊行記念トークイベント』
日時:2016年11月20日(日曜日)
開場:16:30 開演:17:00 終演:19:00(予定)
会場:ビリヤード山崎 2階 (東京都杉並区西荻北3-19-6、西荻窪駅北口徒歩1分) 
料金:1,500円
内容的にはまだ詰めている最中なので、告知内容を変更することもあります。こぞってお越しください。